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「卒業生」中村明日美子

云わずもがなの「同級生」完結本。「卒業生 冬」「卒業生 春」です。
多く語ることは持たないのですが、残しておきたかったので。

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同じような服を着て、
同じようなことを喋り、
同じような悩みに心を痛め、
それでも私たちは互いに異なる相手を見つけていた。
あの頃、たしかに私たちは一人だった。


集団に埋没してしまう彼ら、彼女らの姿を見つけられなくなった時から、あの頃は「思い出」に変わるのかもしれないなぁなんてポエミーなことを思ってしまいました。「高校生」という「名前」が付いた彼らが、別々の名前を持ったその後も、末永く共にあれると良いなと思います。

ラストの魅せ方には感嘆のため息。
その時にその場所でその台詞。なんて完璧なんだろう。
素敵な漫画でした。

基本的に「戻りたいあの頃」というのを持たない人間なので(というのも、たとえ戻ったとしても現状以外の未来を選択できる気がしないから。想像力が貧困なんだ)、高校生にも戻りたくはないのですが、制服を着ていた頃の息苦しさと安心感を無性に思い出しました。佐条のストイックな勤勉さとも、草壁の奔放な明るさとも、だいぶ離れたところに居た気がしますが、でも決して無縁ではなかったようにも思うのです。

なんて云えるのは「思い出」だからか!(笑)


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「ダブルミンツ」中村明日美子

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出会った瞬間、壱河光夫は市川光央の目に殺された。同じ名前を持つ、二人の男たちの愛憎の向かう先は――?『ダブルミンツ』のその後を描いた、描き下ろし『雨』を加え、話題の作品がついに単行本化!その他、短編『温室の果実』も同時収録。収録作品「ダブルミンツsecret1」「ダブルミンツsecret2」「ダブルミンツsecret3」「ダブルミンツsecret4」「ダブルミンツsecret final」「温室の果実」「雨」


「同級生」を読んでも消えなかった中村先生の「エログロ」のイメージが、真逆のタイプである今作を読み、なぜか薄れた気がしました。エログロのイメージがあるといっても、私がちゃんと読んだ中村作品はこの2冊だけなのですが・・・昔少しだけ読んだ「コペルニクス」の痛さが鮮明すぎるせいですかね。

「同級生」の明るさから一転してかなり暗く痛い話ですが、とても面白かった!




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Author:yori
気がつけばいつもそばにBL.猫かぶってみても、結局たどりつくのはそこなのです。感想は基本的にすべてネタバレ注意です。拍手&コメントありがとうございます。拍手コメントは該当記事のコメ欄にてお返事いたします。リンクフリーですがご一報頂けると嬉しいです。

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