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「青い芝生と甘い水」(有間しのぶ)

最近BL小説ばかりで漫画の方がご無沙汰してしまっている気がします。おまけに5月も終わろうとしているのに一般文芸を今月はまともに読んでいないよ。川上弘美の「夜の公園」ぐらい?後は再読や書評本、エッセイやらの完全な暇つぶし読書。そんなに忙しくなかったのにおかしいな。原因の一つとして考えられるのは、私が住む町の図書館(実際は「室」ぐらいの大きさ)のしょっぱさね。とにかく新しい本が入らない。読みたい本が文庫化されていないことが多いので図書館は生活に必要不可欠なのに、大抵がっかりして雑誌読んで帰ってきてしまう。リクエストをすれば隣の市にある大きな図書館から取り寄せてもらえるんだけど・・・休みの日に集中して読みたい本だと、気持ちが冷めるんですよね。次に引っ越しをする時は本屋だけでなく図書館も考慮に入れなくては。

先日の結婚式ではあれだけ普段拝めないスーツ男子(しかも同年代)が居たというのに、ちっとも萌えが発動しなかった。集団でこれでもかと騒ぎまくっている彼らをチラっと見て、体育会系だなーと普通の感想を抱いただけだった気がする。それだけ式に集中していたということですかね。この結婚式を作ったのが壇上で微笑んでいる彼と彼女なのかと思うと、もう本当に色々感慨深かったです。
二次会ではチラッと「新郎の姿を内心泣きながら見つめている青年がいたりして~」なんて思って周囲を見回したけど、そもそもが同年代の男に萌を感じないという根本的な問題に気が付いてしまいました。高校生の頃は高校生以外目がいかなかったのに(現実も腐も)、趣味は変わるのね。

aoisibahu.jpg
高校生つながりで持ってこようとしたのに全然関係ない感じになってしまった。
腐友Cさんがブログで「ピュア男子高校生」を特集(?)されていたので、便乗して高校生モノ(というわけでもない気がするけど)です!
有間しのぶは「モンキーパトロール」が有名ですよね。残念ながら未読なのですが、BLも描いていると初めて知りました。他ブログ様で紹介されていたのですが、題名を見ただけで即購入を決めていました。いや、すごく素敵な言葉だと思います。「青い芝生と甘い水」から連想されるのは、諺「隣の芝生は青い」と童謡「蛍来い こっちの水は甘いぞ」なので、ラストはきっちりこの二つのモノローグで終わりますが、実際の内容にはあまり関係ないです(笑)
有間しのぶということで予想出来ても良さそうなものを、ページ開いた瞬間4コマのコマ割が目に入った時は正直「失敗した・・・」と思ったのですが、いやいやすごく良かったよ。ほのぼのしていて切なくて、単調なコマの中にぎっしり登場人物達の心の動きが組み込まれていて、不覚にも涙腺が決壊しそうでした。
4組のCPが出てきます。主役である表紙の二人、高校生の由魚と麦青。由魚の保護者である舷太郎とその助手兼家政夫の爽介。爽介と大学の教え子であるイズル。そして由魚のクラスメート、子安と三ノ輪。物語は麦青一家の隣に由魚一家が越してきたところから始まります。由魚に一目ぼれする麦青だが、由魚はずっと爽介に叶わぬ恋心を抱いていた。その爽介というのは、これまた20年近くも舷太郎を一途に想っていて、由魚はそのことに気が付いている。当の舷太郎は他人の気持ちに頓着しない鈍感な男で女好き。誰もが行き場のない気持ちを抱えて悶々とする関係なのです。そこに、爽介に想いを寄せる大学の生徒イズルが登場したことから、行き詰まっていた各々の想いが動き出すわけです。イズルが昔の舷太郎に似ている(ということは由魚にも似ている)ことから、好奇心で手を出してしまう爽介。由魚に想い人がいるのを知りながらも気持ちを伝えてふられてしまう麦青。そして、何を考えているのかわからない舷太郎の秘めた胸の内。そしてそして箸休め的に入るもっともBLっぽい子安と三ノ輪CPのイチャイチャ(笑)
みんなの行きつく先はどこだー!?って感じの話ですが、そんなに波乱万丈あるわけではなく、きちんと収まるところに収まります。でも、ところどころにキュンとする台詞があって、悪く言えば単調でテンプレな話にも取れるのに、きちんと魅力的に仕上がっているんですよ。本当、不思議な力があります。あとこの話って「家族」が重要なキーになっていて、ずっと家族同然だったからと絶対に一線を越えようとしない爽介の由魚に対する気持ちや、男運のない姉たちと麦青の「プッ」と笑ってしまうようなやり取りとか、3コマぐらいしか出てこない介護されているじぃちゃんの姿とか、高校生から家族の存在を消したら、それはそれで嘘っぽくなるんだよなーと普段あまり感じないことを感じました。温かい話だと思います。しかーし、私が一番好きなCPは一番BLらしい子安と三ノ輪なんだけどね!(笑)

高校生特有の甘酸っぱさって、何もかも初めてだから何もかも上手くいかない。でもカッコ悪くてもみっともなくても、後先のことなんて何も考えられないぐらい好き―ってことなんだよね。良いものを読みました!他にもBLを出しているようですが、とりあえず有名な「モンパト」を読んでみたいと思います。

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