「FRAGILE」

突如として「表参道のフレンチでランチ」なるものをすることになり慌てふためいているyoriです、こんばんは。何が慌てるって場所もさることながら「ドレスコード」が存在するということ。な、なんですか?「セミフォーマル」って。自慢じゃないけど普段基本的にパンツしか穿かない人間なのでワンピースなんて持っていませんよ?しかも身長がアレなため普通の店で合うのを見つけるのは至難の技。その上約束の日まで休みがない!いやー、困ったね。どーすんだろ。スカートでもいいのだろうか・・・。
普段いかに自分が狭い世界でヒッソリコッソリ生きているかわかりますね。青山とか表参道とか代官山とか、誘われなきゃ絶対に足を踏み入れないよ。自ら進んで赴く都心が池袋か上野というのは本当女としてどうなんだと思います。ま、いいんだけど。
フレンチレストランといえば「愛と混乱のレストラン」を思い出します。生きてきた経緯はどうあれ、久我も理人もああいった場に似合う人間なんだよね。スーツを来た久我は自然体で堂々としていて風格すらあって。でも理人は必死であの世界を自分の物にしようとした努力でもって「場に似合う」大人の男になった。そういった理人の意地らしいともいえる努力を私は改めて尊敬しますよ。TPOぐらいは心得た人間になりたいものです。

さてさて。
一昨日あたりに読み終わって感想書きたくて仕方がなかったのだけど、どーも疲れて頭がまわらない(いつもだけど)ので手短に吐き出します。
fragile.jpg
大河内の人生は、バラバラに壊されてしまった。一人の男の手で―。才能あふれる部下・青池を嫌い、一方的に蔑ろにしてきた大河内。我慢の限界を迎えた青池は大河内に襲いかかるという事件を起こし、社を去っていく。目障りな存在がいなくなり安堵したのも束の間、ある夜、その青池が大河内の自宅で待ち構えていた…!大反響の雑誌掲載作に大量書き下ろしを収録。二人が踏み込んだ愛憎の迷路のたどり着く先は―。

読み返す日が来るとは思いもよらなかった。
無性に「男が男に与えられる暴力の話」が読みたくなって最初に思い浮かんだのはこの本でした。
1年前の私は何を思ったかな・・・とにかく「木原さん、怖っ」となって本棚の奥に突っ込んでしまったかな。精●がけドッグフードは何度読んでも強烈すぎて乾いた笑いさえ出そうだよ。
大河内は嫌な奴すぎて、青池は同情の余地がないぐらい普通に壊れているので(私の認識では)まったくもって感情移入の仕様がなく、BL的な萌えも皆無な話だと思うのですが、面白いんだよな。グイグイ読ませられるという意味での面白さね。ただ一つ強く感じたのは、大河内の感情を木原さんは後書で「愛情」だと仰ったけど、私は絶対に違うと思う。アレは暴力の末に諦観の境地にたどり着いた人間の開き直りの姿勢であって、あの二人のパワーバランスはともすればすぐに逆転して再び流血沙汰でもなんでも起きて、どちらかが死んでようやく終わるような関係だと思う。そう考えた時に、もうどちらも本当に好きでもないし、いっそ「どーでもいい」ぐらいに思う二人なのだけど、それでも私は大河内に生き残って欲しいと思うんだよね。すっごい嫌な男でモラハラ野郎だけど、それ以上に青池の行為は所謂BLの監禁をあまりに逸脱しているんだよ。マワシはしなかったけど他者を介入しての凌辱行為に及ぶじゃないですか。自分を性的対象にする人たちの目の前で。ああいった暴力を許さずに「死ね」の置手紙一つで消えた大河内の仕返しは、正直胸がすく思いでしたもの。
大体青池は自分が壊れる前に何らかの手を打つべきだったのよ。モラハラ男をそれでも「好き」とか言っている時点で意味不明だけど、上司に訴え出るとか転職を考えるとか、もっと建設的な考え方が出来なかったのかと思う。素晴らしい企画書作る才能があるんだから自分と大河内の関係を冷静に見つめて切るぐらい出来なかったのか。

あらら、なんか正論を吐き出しただけになってしまったような。
個人的に挿絵の方が好みじゃなくて逆に助かりました。そのおかげもあり、ほっとんどBLとして読まずにいたので。しかし愛はないと思うけど、面白い話には違いありません!やっぱり木原本はスゴイですね。

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こんにちは~

yoriさんこんにちは、おじゃまします^^

青山とか表参道のお店って敷居が高いかんじしますよね。
どんな格好して行ったらいいのかほんと迷う;でもやっぱりワンピースが無難ですかね~

私も一番楽しいのは秋葉原とか池袋とか神保町とか、、、漫画がしこたま置いてある本屋がなきゃ行っても楽しくないというのが外出先を決める基本なので、セレブを連想する街は普段見向きもしません(←
でもたまにはそういうところで食事がしたい(ToT)うらやましいなあフレンチ!
楽しんできてくださいね!!

こんばんは!

早速今日行ってきました!

ワンピースは結局用意出来なかったのでスカートとブラウスで精いっぱいめかし込んでみたら、旦那には「東京向け仕様か」と笑われました・・・。
とにかく落ち着かなかった~(笑)
料理のコース説明もうわの空で、最後に云われたメニューを慌てて選んだり。慣れた風の友人達が眩しかったです。
あんな特別な所はたまーに誘われて行くぐらいでいいやと思ってしまいましたよ・・・。

早々に別れたので池袋寄って帰ろうかと思ったのですが、休日の人ゴミに負けて退散しました。そんな私の夕飯はスーパーのお弁当です。はは、フレンチ台無し。
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