スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「チョコレートのように」ひちわゆか

そろそろ小説家別カテゴリを作っても良い気がしてきました。

tyokoreito.jpg
「死ぬくらいなら、そのカラダ、俺によこせ」。―信頼していた同僚に裏切られた京一に、橋の上で声をかけてきたのは、印象的な声をした謎の男・梶本だった。同僚への復讐に手を貸すというその男は、京一を強引な手腕で変身させ、これまで知らなかった強烈な『快楽』で蕩かしていくが…。その後のラブラブな2人を描いた書き下ろしも収録。

この小説も再読です。実は文庫が出た時に『キャンディ』と勘違いして購入しまして、読んですぐに「ちがーう!」とショックを受けたのでした。そろそろ『キャンディ』も新装版になる予感がしますが、私はあの乳首調教BLが大好きだったのですよ。そんなわけであまり気合いを入れずに流して読んだ為、ほとんど初読みに近い状態での再読となりました。
面白いですよ!エンターテイメントとして本当に素晴らしいと思います!梶本の正体とか復讐の内容とか、「おいおい!」という強引な展開もテンポの良さに押されて全然気になりませんでした。ひちわ先生の俺様攻めは『最悪』の有堂に惚れましたが、この梶本もなかなか近いものがある男前でした。

と、普通に「面白かった」で終わっても良かったのですが、私はどーしてもひとつ引っかかる事がありまして、それは私の趣味嗜好(思考)に結構関係があることのように感じたので吐き出します。
「プリティ・ウーマン」は好きですか?と誰にも聞かれたことはありませんが(笑)、私はあの映画が好きではありません。愛によって得たとしても男の金で良い服を着て、高い地位を得て、満足そうに笑う主人公がどうにも美しいとは思えなかったのです。あれは「玉の輿」というよりも「愛人契約」に近い関係に思えてならない。そもそも私は金持ちのエリートという「記号」が好きではないので、進んでエリート攻めの話を読もうとは思っていないんです。避ける程でもないあたりが半端ですが、BLはエリートが多いので避けていたらキリがない。何が言いたいかと申しますと、大の男が大の男に高価な服を買い与えるという図に、思いの外拒否反応が出ました。恋人ならば、まあ問題はなかったかもしれない。でも梶本は自分好みに変えるために(結果としてはもちろん京一にとって公私ともに良い方に転がりますが)、目が飛び出るような価格の服を与えるんですね。当然京一は反発して突き返しますが、結局は手持ちの服を処分されて着ざるを得なくなる。このエピソードに私がう~むとなったのは、男と男の対等な関係を求めて男同士の恋愛話を読んでいるのに、「金」で「物」を与えるという力関係は明らかに京一を侮っていて不快だったのだと思います。そんなこと言ったら「借金のかたに性奴隷―」みたいなテンプレはどうなるのだって感じですが、元より対等でない関係ならば別にいいのです。また京一は中途半端にダメな奴なんだけど、あそこまでされる程に落ちぶれてはいないと思ったからですかね。愛想なくても仕事は有能ですからね。ま、「自殺未遂(?)」という大義名分(梶本にとっての)があるので、あそこまでされても仕方がないような気がしますけど。
いや、ラブラブだしエロいし本当に面白いのですが、どうしても気になってしまったので。

「玉の輿が嫌」とか、「対等な関係」とか、私は自分で思っていたよりも強くこういうことを考えているんだなーと感じました。あんまり考えたくないんですけどね、フェミっぽいことは。眉間に皺が寄るだけなので。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yori

Author:yori
気がつけばいつもそばにBL

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。