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「李歐」

頽廃的とも違う諦念の底で乾いた男二人が出会った。
乾きは熱に変わり互いの人生を決定的なものにする。

そんな印象を持って読み始めた『李歐』(高村薫)でした。実はリベンジです。数年前に読んだときは一彰と李歐が出会ってから再会するまでの紆余曲折にダレて放り投げてしまったのです。柴田よしきの『聖なる黒夜』を読んだときからリベンジは決めていたのですが、どうもあまり好きではないようです。
まず、「中国大陸を目指すという壮大な夢」が私にはとてもロマンチックには思えなかった。
まあ、こんな時代ですからね(笑)
だから絶世の美男子という李歐も大陸の人間というイメージがあり、バイタリティに溢れた上昇志向の強い天才という普通の印象になってしまったのです。一彰の心理の方がまだ興味を引かれたかな。彼は幼少期にいわゆる「悪=拳銃」に出会い、結局その時から人生が決まってしまったのよね。圧倒的な悪の魅力に逆らうことが出来ず、自ら選んで迷うことなく堕ちてゆく一彰の姿の方が美しかった。ただね、一彰と李歐が精神的ホモセクシャルな関係であるならばそれを貫いて欲しかったし、女性を犠牲にするのはやめてくれーと思ったのですよ。

次は『マークスの山』を読むぞ!合田刑事が主役のこちらが本命です!

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季歐

はじめまして!度々おじゃまさせていただいてます!
ちょうど今,「李歐」を読んでいるところです。
守山さんが亡くなって、また胡散臭い世界に引き込まれていくのかな、というあたりです。
李歐との再会まで、まだまだかかりそうですが、がんばります。

わたしにとって「李歐」は、高村さんにしては随分読みやすいです。
これから「マークス」ですか?
あれは重いですよ。(何度投げ出そうとしたことか)
感想楽しみにしております。
(ちなみにわたしは加納ファンです)

はじめまして!コメントありがとうございます。
高村先生はその道(腐)の支持が異様に高いお方ですよね。マークスは重いのですか。合田に会うためにちょっと頑張ってみます。今後もオススメの本があったら是非教えて下さいね!
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