「青猫屋」

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絶版になった永遠の名作!

知る人ぞ知る、とまではいきませんが個人的にこの本に思い入れが深い人というのは多いのではないでしょうか。絶版になったのが本当に残念な記憶に深く残る1冊です。12年前の本なのに、書店で見つけて図書館で借りて古本屋で入手したのを昨日のことのように覚えています。

並行して書いていた仕事&読書日記があるのですが、この本を紹介しようとして何となく躊躇しました。それは私がこの小説に、確かに耽美で妖しい雰囲気を感じてしまったからだと思います。

異界の扉が静かに開き始める。優れた歌を創ることが無上の名誉であり、人々が歌の呪力を恐れる不思議な町があった。その町で呪力を持つ歌を消すのが人形師「青猫屋」廉二郎の裏の仕事。ある日、48年前の歌仕合の勝敗の判定を依頼された彼は、消えた歌の探索の果てに摩訶不思議な事件に巻き込まれた―。夏の一夜の見せ物小屋は夢か現か幻か。いつとも知れぬ懐かしい日本で男を惑わす妖しい生き物たちの謎。第8回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

その魅力を言葉で伝えるのはとても難しいです。
廉二郎と頓知気の男所帯も魅力の一つなのですが、それだけではない本当に不思議な力がある小説です。次回作が待ち望まれた作家さんだったのですが数年前にお亡くなりになられました。

思春期に好きになったものは永遠だと思います。
私は好きなものがあまり多い子どもではなかったので、こんな風にいつまでも好きといえるものがあるのは幸いなことです。

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