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「少年魔法士 最終章―THE NEOPLAZM」Wings4月号

Wings (ウィングス) 2011年 04月号 [雑誌]Wings (ウィングス) 2011年 04月号 [雑誌]
(2011/02/28)
不明

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連載が再開された『少年魔法士 最終章―THE NEOPLAZM』も順調に3回目。
病理学用語で「新生物」「腫瘍」といった意味を持つネオプラズムという章題。
それらが示唆するものは一体何なのか?と呟いたところで考察のようなことをするつもりはないのです。私はこの漫画についてはたぶん冷静に考えることが出来ないし、作者から与えられるものがすべてだと思っている節があるので、今はただそれを享受するだけなのです。というわけで感想。

以下、ネタバレ要注意。
***

13巻ラストから新連載までの空白の期間で私が記憶している内容はたった一つだけだった。
アークによってレヴィが殺されたということだけ。
こんなインパクトがある出来事すら自信がなく、本当、離れていたことを後悔してもし足りないという気持ちでいた。ネットの海を泳げば色々わかるのだろうけど、それはしたくないというワガママなファン心。4月号を読んで、「あ~、気になる。14巻はいつ~」とうだうだしていた時にハッと気が付いたのだ。「私の仕事は何?バックナンバー注文すればいいじゃん!!」と。今までも考えないわけではなかったのだが、予想される冊数の多さに尻込みしていたのだ。それでも聞くだけはタダじゃん!とその場で新書館さんに電話を掛けてみた。随分昔のものになるからほとんど残っていないだろうと覚悟はしていたのだが、結果は単行本未収録分掲載雑誌21号中19号が入手可能。掲載号の予想以上の多さ(1Pの号とかありましたよね…)と入手可能雑誌の多さにしばらく考えたのだが、これだけ自分が執着するモノも珍しいのだからと、えいやっと注文してしまった。どうやって持ち帰ろうかしら…。
14巻は刊行予告が一度出ていた。それが長い間出版されないのは、おそらく内容の改稿にあるのだろう。なるしまさんは『プラネット・ラダー』もほぼ1冊描き下ろして完結させている方なので、大幅改稿(どこかで聞いたこの言葉w)も大いにあり得るのだ。それを考えると、今から私が読もうとしている雑誌掲載分は、なるしまさんにとって、もしかしたら気持ちの良いものではないかもしれないのだ。やはり14巻まで待つべきだったかと軽く後悔もしたのだが、まぁ、いい。私は14巻掲載分をほとんど読んでいない。でも、多くのファンは読み、慟哭しているのだ。遅ればせながらその感動に添わせてもらおうと思う。
ちなみに上記の理由から取り寄せた分の雑誌感想は書かないつもりでいます。悪しからず。

***
***

4月号感想。

新連載が始まってからカルノと勇吹はずっと同じことをしている。アークに対抗する為の力を淡々と蓄える作業だ。単調で孤独で、意味があるのかもわからない作業を彼らは延々と繰り返している。親代わりであり導き手であったレヴィを失った今、彼らの傍に居るのは勇歌と相変わらず謎に包まれたナギだけだ。シェーラもラフィトゥも彼らの状況を気にしながら、変質しゆく世界を見つめるしか為す術がない。アークの目的は世界中の魔法使いの能力を一手に集めて強大なキメラを創ること。その目的の途方もないアホらしさを子供の悪戯だとナギは嘲笑したが、それでも世界は確実に姿を変えていく。求道者である魔法使い達に「全知全能」の誘いをかけて魂を奪う。残るのはハッキリとした意思と力を持つシェーラ達のような人間だけだ。そして、それはレヴィの母アンヌも例外ではなかった。実の息子であるレヴィを犯し、その精液を摂取保存していたアンヌの狂気が伺える今号だった。同様にアークの誘いを撥ね退けるハイマンの前に立つ幼い子供はレヴィと同じような姿をしていた。エーテルの目を持つアンヌだが、すべてを創生することが可能な勇吹ほどの力はない。彼女はそれでも「創りたかった」のだろう。騎士団の最後の砦となったアンヌとその「子供」に跪くハイマン。彼らが勇吹とカルノにどう関わってくるのか気になるところだ。
カルノも勇歌も勇吹本人も気が付いている。「このままでは勝てない」ということに。これはある意味では勇吹だけの戦いなのだ。勇歌にたき付けられて勇吹が創りだした町は、あの日失われてしまった彼らの家がある町の姿をしている。そこを行きつ戻りつしながら痛みを悲しみを見つめ克服しようとしている勇吹。その戦い方を、カルノは「あんまり好きじゃないなー」と一人ごちるのだ。そしてカルノも勇吹の創りだした町にやって来る。とても気安い言葉を携えて。コンビニ!あの「congratulation!」のコンビニ!!カルノは今もきっと「Can I help you?」とそう変わらない気持ちで勇吹の傍に居るのだと思う。友達だからというシンプルな理由で。レヴィがカルノに言った「君は知っている。やることも、すべきこともない人間は荒むだけだって」という言葉を無性に思い出した。カルノにも失われたローゼリットへの想いは変わらずにある。でもカルノは乗り越えたんだと思う。それを知っているからナギは執拗な嫌がらせを繰り返すのだろうね。鍵はナギにあることに間違いないと思うのだが、ここまで中立(?)な立場を守っているとどう展開するのかまったく読めない。今回でアーク以外の主要な登場人物の近況が見えた。次号も楽しみです。

***

相変わらず、いつかくる最終回のことを考えると潤んでしまう気持ちが悪いファンでした。
付録の「百姓貴族手ぬぐい」が可愛いです。

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