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「トラッシュカン」

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書店POPの言葉は「古張乃莉、再起動」
目に入った瞬間目頭が熱くなった自分は相当キモイと思います。
おかえりなさい。

ゴミ箱という名の作品集。
収録されている作品は9つ。ナインストーリーズですね。
デビュー作(94年)、描かなくなる直前、そして昨年「Wings」に掲載されたものと書き下ろし。
ずっともう一度読みたいと思っていた「告白ごっこ。」もありました。鮮やかで誌的な言葉の羅列はまったく色褪せていなくて10年前の作品とはとても思えません。中学生男女三人三様の歪みを、今の私はちょっと遠い所から眺めることが出来るようになっていました。

正直不安もありました。
昔と今と、古張先生だってきっと変化をしていて私はその変化を好きになれるかどうか。でもそんなことは杞憂に終わりました。07年に描かれた「痛みのない日」「ふれるはずの未来」が特に素晴らしかったんです。内省的な雰囲気や言葉が少し現実味を帯びて、伝えたいことが最小限の言葉で伝わってくる感じ。先生はやっぱり漫画を描くべき人です。『飛行×少年』の続きとか、期待してもいいのでしょうか。これからも「Wings」を中心に活動されるようです。今まで私は新書館に対して実は不信感があったんですよ。連載を中座させてそのまま、という作品作家が多いので。作家を導くことが出来る編集者がいないのかなーなんて。でも古張先生再起動にはきっと編集の方の力が大きいのではないでしょうか。こんなに静かに復活を熱望されていた人もいないと思います。編集者というのは一番初めの読者なわけですから、その人は心の底から先生の作品を愛していたんだろうな。

待っていれば再会することもあるんだ。幸せです。

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