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「風が強く吹いている」

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ここに書くと何でもかんでも腐読みになってしまいそうです(笑)
でも三浦しをん原作という点でこの話は仕方がないか・・・。

スポーツ中継の中でも箱根駅伝だけは好きです。極限まで引き絞った身体は魅力的というより痛々しく感じるのですが、日本人が唯一陸上競技で世界とタメ張れる長距離走の最終形は、スポーツと無縁の私の心を熱くします。そんな駅伝がテーマの直球青春小説&コミック。もともと原作が好きで、表では真っ当な書店員をしている私は、手製のPOPを付けて長いことアピールしました。
直木賞を受賞する前からエッセイで「BL好き」を公言していた三浦氏ですが、この話の原型になった妄想小説が『趣味じゃないんだ』に載ってます。おもいっきりBL風味で(笑)それはもう走×灰二でして、そこに異論は何もありません!選ばれた人だけが理解できる高みのようなものがあって、そこに至るために必要な努力や才能を持つことの凄さと孤独・・・。
絶対的な才能を持ちながら人との関わり方が下手で孤立していた走と、怪我のため高校陸上界のトップから退いた灰二。灰二の情熱が走と竹青荘に集まった(集められた)メンバーの心を動かすのです。そのくだりが笑えていいんだ!料理は体調管理の一貫て!
とにかく、謎めいて飄々とした美人さん(灰二)と手負いの子獣のような(走)二人に芽生えていく信頼の絆がたまりません。
私的にはニコちゃん先輩×ユキもよいと思います。親父キャラ、というか25歳なので普通に皆よりもオヤジな先輩と、クールなリアリストなのに実は熱いユキ。うーん、こちらも王道っぽい(笑)

素人10人で箱根駅伝を目指すという荒唐無稽な小説なのですが、「走る」ことへの熱い想いが伝わってきて感動させられます。コミックは予想以上に面白いので、もう少しゆっくり描いて欲しかったかな。今3巻まで出ているのですが、このペースだとあと2巻で終わってしまう。

三浦しをんといえば『まほろ駅前多田便利軒』が山田ユギでコミック化されています。原作の挿絵は下村富美だったのですが、ユギさんの絵と雰囲気が恐ろしいぐらい合っていてビックリします。その為に書き下ろされた原作のよう。元々三浦しをんが山田ユギの大ファンなので、好きなものは似るということなのかも。この作品で直木賞をとった頃はまだそんなに好きではなかったので、「ライトノベルじゃん」などと悪態をついていたのですが、それって羨ましかったからなのですよねー。だって、「BL好き」を公言していて日本の最も名高い賞をもらってしまうなんて!そんな自由で贅沢なことが許されるだけの才能がある三浦しをんがものすっごく羨ましかったのね。その後『私が語りだした彼は』を読んで、文芸作家という意味でしっかり敬意を払い好きになったわけですが。
今では新刊が出たら迷わず買う作家になりました。小説もいいけどエッセイがまた笑えるんだ。
BLに注ぐ情熱は共感すること必至ですし、日常のエピソードも面白い。
私もあんな弟に「ブタさん」呼ばわりされてみたいわ(笑)

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