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「獅子は獲物に手懐けられる」

久しぶりにポンポンBL本感想が続いていますね。
年末年始に大量に読んだ分を、やっとこ咀嚼できそうです(笑)

pet2.jpg
先に読んだ「PET LOVERS」第二弾!シリーズですが前作はまったく関係ありません。

「他の男を気にしてる場合か?俺だけ見て…俺だけ感じていろ」呼吸器内科の医師である鶉井千昭は、ある夜、自宅で突然見知らぬ男に襲われた。それが会員制デートクラブ『Pet Lovers』のライオン、蔵王寺真との出会いだった。足首に見えない鎖を繋がれている千昭と、金で愛を売る不遜なライオン、真。千昭の義兄の企みの下、不本意な出会いを果たしたふたりだが、いつしか強く惹かれあうようになる。しかし、ある過去が千昭を苦しめ…究極のビースト・ラブ。

好きです。が、この話は「好き」と云うことをちょっと躊躇してしまいます(云うけど)。
いくら「可愛い受けが可哀相な目にあって、攻めに助けられる話」に萌を感じるとはいっても・・・この話の暴力描写と義兄(深見)の悪人っぷりは酷い。愛でもなければ憎しみでも最早ない、只のストレスの捌け口としての虐待。榎田さんの暴力描写は読んでいて本当に痛い。それを千昭が甘んじて受けなければならない理由までが、嘘。千昭がこんな男にヤられなくて本当によかった。あまりに深見が気持ち悪いので、シンのカッコ良さが霞んでしまうじゃないか!それにしても千昭の受難具合が半端ではなく、あそこまでされてやっと噛み付くことが出来たというのも酷い話。だって10年も只の奴隷だったわけだから。おまけに母親が・・・。でもまあ、お姫様が無体な目に遭えばあうだけ読んでいる側は「早く助けてあげて!」となるわけで、作者の思うつぼですね。
お話的には前作程の感動は覚えなかったのですが、とにかく榎田風「シンデレラ設定」に悶えました。無垢(本当の意味で)な千昭と百戦錬磨のシンの金銭による身体の関係、何もかも諦めたような千昭の瞳の奥に宿る獣の火、百獣の王の異名を取るシンの神々しいまでの強さ。そういった関係性が悉くツボでした。志水先生の絵がまた美しくて!ふてぶてしいシンの魅力が全開です。
さすがだなーと思ったのはやはり「動物の喩え方」でしょうか。最初は「ガゼル」に喩えられていた千昭の本質が実はシンに負けず劣らぬ「ライオン」だったということ。シンの支えがあったとしても、最終的に深見との直接対決を乗り越えたのは千昭であることが嬉しかったです。攻めに助けられるだけの受けなんて、面白くないですからね。

改めて、このシリーズ好きです。
最新刊の『秘書とシュレディンガーの猫』も楽しみだわ。

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Author:yori
気がつけばいつもそばにBL.猫かぶってみても、結局たどりつくのはそこなのです。感想は基本的にすべてネタバレ注意です。拍手&コメントありがとうございます。拍手コメントは該当記事のコメ欄にてお返事いたします。リンクフリーですがご一報頂けると嬉しいです。

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